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(補稿) エンゲルスについて③

『反デューリング論』…「国有化と計画経済」

 「国家がほんとうに全社会の代表者として登場する最初の行為―社会の名において生産手段を掌握すること―は、同時にそれの国家としての最後の独立の行為である」(「反デューリング論」)…引用部分は、マルクス死後に後期の晩年のエンゲルスが急速に「国家=共同体」論への傾斜を深めた、問題の部分である。
 「生産手段の膨張力は、資本主義的生産方法が自分自身にはめた桎梏をうち破る……生産方法がこの桎梏から解放されることは、生産力がますます急速に発展していくための、したがって生産そのものがほんとうに無制限に拡大していくための唯一の前提条件である」(『反デューリング論』『空想から科学へ』)…人間をその「道具」としながら「生産の無制限の拡大」を理想化。エンゲルス自身も基軸的には主張しなかった「生産の社会的性格と取得の私的性格の矛盾」を後にスターリンが「資本制生産の根本的矛盾」と位置づける。

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